2021年11月6日(土)・7日(日)で行われる第37回個体群生態学会大会において、当センターと学会との共催シンポジウムを
開催いたします。
タイトルは「琵琶湖流入河川と回遊魚 ー社会・生態システムの視点から掘り下げるー」です。
琵琶湖流入河川の多くでは、毎年、夏場に河川の表流水が涸れてしまう大規模な瀬切れが発生しています。瀬切れの発生は
河川性生物に強い影響を与え、特に河川と湖などの移動が含まれる回遊魚にとっては重要な問題です。しかし瀬切れは、
夏場の降水量や地形によるものだけではなく人々の生活や社会の仕組みなど様々な要因で引き起こされます。
そこで、本シンポジウムでは生態学的視点から見た瀬切れの影響についての講演と社会・歴史・地形などの視点から見た
瀬切れについて講演を行い、皆さまと瀬切れについて考えていければと思います。
【申込方法】 以下のフォームからお申込みください。
https://forms.office.com/r/0bAEgy5qwx
また、メールでの受付もしております。
以下のアドレスに、件名を「参加申し込み」として、本文に ①氏名 ②所属 ③返信用のメールアドレスを
記載してお送りください。後日、Zoom(ウェビナー)のリンクをメールでお送りいたします。
<申込先> satoyamagaku@ad.ryukoku.ac.jp (里山学研究センター事務局)
※人数に制限がございますので、先着順とさせていただきます。
【参加費】 無料
以下、シンポジウムの詳細となります。
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第37回個体群生態学会大会 大会シンポジウム
(共催 龍谷大学里山学研究センター)
https://sites.google.com/view/popl-ecol-2021/presentations/symposium-01?authuser=0
日時:2021年11月6日(土) 13:00~16:00
題目:「琵琶湖流入河川と回遊魚 ー社会・生態システムの視点から掘り下げるー」
(オーガナイザー:太田真人・林 珠乃・三木 健)
プログラム
企画の趣旨説明:太田真人
講演1:トウヨシノボリを用いた瀬切れ評価(仮)
太田真人(龍谷大学里山学研究センター)
講演2:アユの生活史多型に及ぼす瀬切れの影響(仮)
沢田 隼(龍谷大学大学院理工学研究科)
講演3:瀬切れを巡る社会的背景(仮)
秋山道雄(滋賀県立大学名誉教授・里山学研究センター)
講演4:天井川化の原因としての過去の自然利用(仮)
林 珠乃(龍谷大学先端理工学部・里山学研究センター)
総括
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皆さまのご参加をお待ち申し上げております。