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研究の理念・ポリシー

研究に関する取り組み

伝統と最先端の研究
-仏教と最新技術が出会う研究にも生きる建学の精神-

龍谷大学は、380年の伝統に培われてきた研究の蓄積を、単に歴史や伝統だけにとらわれることなく、建学の精神が、現在そして未来にも生き続けることを願い、「高度化」「多様化」をキーワードに21世紀の科学技術と文化を創造しうる独創的な世界水準の研究を目指しています。

本学の建学の精神の礎となっている「仏教」を中心とする伝統的・歴史的な研究資源を活かした研究、最先端の研究環境のもとで次代の科学技術を創造する研究、また地域社会やグローバル社会とのつながりのもとでの研究など、未来を見据えて、社会から求められる学術文化の振興に取り組んでいます。

また、本学は先端的な研究だけでなく、個人研究や共同研究等の基盤的な研究も積極的にサポートしていくことにより、人材育成や社会連携等のすそ野の広い研究が行われる大学を目指しています。

研究支援の方針

制定 平成27 年2 月26 日

総合大学としての多様性と学際性を生かし、伝統と地域を基盤にした特色ある研究や国際水準の強みのある研究などに取り組み、国際的な学術文化の向上と科学技術の振興、地域社会の発展に寄与するために、次のような支援を中心に総合的な取り組みを行う。

・強みのある研究と特色のある研究の推進 本学の強みや特色のある研究分野について、学内に研究拠点を設け、次世代の研究者の養成や研究環境の整備等を推進・支援する。

・研究者への支援充実 本学研究者が研究をより一層推進できる体制を確保するとともに、個人研究や共同研究など各分野における基盤的研究の強化を図るために、各付置研究所等の研究活動を推進・支援する。

・外部資金獲得支援体制の充実 外部資金の獲得を研究者個人の努力だけに任せるのではなく、組織的に支援する。

・社会への発信力強化 研究成果や研究活動内容の広報活動を活発に行い、本学の研究に対する社会的評価を向上させる。

龍谷大学研究活動に関する指針

平成25年6月6日
改正 平成29年4月27日

龍谷大学は,建学の精神の具現化を通して,心豊かな人間を育成するとともに,学術文化の振興や豊かな社会づくり,世界の平和と発展に貢献することを使命としている。
ついては,下記のとおり本学の研究者の研究活動に関する指針を定めることにより,本学の研究活動を適正かつ円滑に遂行し,社会からの信頼を確保・維持する。

(定義)

1 研究者とは,本学において研究活動に従事するすべての者をいう。

(責務)

2 研究者は,自らが生み出す専門知識や技術の質を確保するとともに新たな知見を創造し,これらの成果を広く社会に提供することにより,社会の発展に寄与するように努める。

(法令等の遵守)

3 研究者は,関係する法令,本学の諸規程,学会等の指針を遵守して,研究活動を行い,研究費の適正な執行に努める。

(公正性)

4 研究者は,研究の遂行及び成果の発表や特許出願等においては,捏造,改ざん,盗用等,研究者としての倫理に反する行為は行わない。

(個人情報の保護)

5 研究者は,研究活動に関わって収集した個人情報を含む資料等の管理に万全を期すとともに,研究遂行上知り得た個人情報を本人の同意なしに他に漏らさない。

(研究環境の維持)

6 研究者は,人権の尊重と相互信頼に努め,快適に研究活動できる環境を維持するよう努める。

(研究対象等への配慮)

7 研究者は,研究への協力者の人格,人権を尊重し,福利に配慮する。動物等に対しては,建学の精神を踏まえ真摯な態度でこれを扱う。

(安全への配慮)

8 研究者は,研究活動を行う上で,事故等が発生しないよう安全の配慮に努める。

(利益相反)

9 研究者は,本学における研究者としての責務と,個人的な利益,あるいは本学以外の組織に対する責務との衝突・相反に十分に留意し,利益相反による弊害が生じないよう努める。

以上

附置研究所の編制原理

制定 令和5年5月30日

・各関連分野の研究の推進

各研究所は、それぞれの学問領域の進展を目指した研究者個人あるいは研究グループによる高度な研究を通じて、本学の研究力の向上を図る。

各関連分野に関する研究課題を推進することで、本学の研究力の向上に寄与する。また、学外者を含めた研究者間の交流および共同研究を支援し、新しい研究課題の創出による学術の振興、あるいは研究成果の社会還元につなげる。

・研究者への支援

研究者が自由な発想の下、上記の研究活動を行う機会と環境を整備する。
研究活動に係る資金、機会、情報資源などを研究者に提供する。

・研究成果の発信

研究成果や研究活動の内容を、学内外に発信し、本学の研究活動の社会的な評価の向上につなげる。

研究紀要、叢書などの刊行物の発刊、ホームページ、公開シンポジウム等を通じた学内外への発信を行う。

人間・科学・宗教総合研究センターの編制原理

制定 令和5年5月30日

・強みとなる研究と特色となる研究の推進

多様な専門性を持つ研究者による学際的かつ高度な研究を進める研究拠点を形成し、学外から高い評価を受け本学の強みとなる研究、あるいは本学の特色となる研究推進する。

学際的な研究者グループを編成し、査読付き論文掲載や外部資金獲得など、学外から高い評価を受け本学が競争力をもつ研究課題、あるいは本学独自の特色となる研究課題を推進し、研究拠点としての機能をもつ研究センターを設立・運営しながら、本学の研究力の向上に寄与する。
また、学外者を含めた研究者間の交流および共同研究を支援し、新しい研究課題の創出による学術の振興、あるいは研究成果の社会還元につなげる。

・研究者への支援

研究者が自由な発想の下、上記の研究活動を行う機会と環境を整備する。

研究活動に係る資金、機会、情報資源、施設などを研究者に提供する。

・研究成果の発信

研究成果や研究活動の内容を、学内外に発信し、本学の研究活動の社会的な評価の向上につなげる。

研究紀要などの刊行物の発刊、ホームページ、公開シンポジウム等を通じた学内外への発信を行う。

・若手研究者の育成

将来の研究の振興を担う、若手研究者を支援し、育成する。

助教・助手などを含め、PD、RA などの若手研究者の研究環境を整備し、適切な指導のもと育成を図る。