【Academic Doors】QOLという視点から知的障害者の支援を見直し、日本におけるインクルージョン推進をめざす。【立田瑞穂社会学部准教授】
2024.10.15
龍谷大学の研究者との対話を通じて研究内容を紹介する「Academic Doors~対話で開く、研究の世界~」に立田瑞穂・社会学部准教授の記事を掲載しました。
インクルージョンとは、障害のある人もない人も、誰もが等しく社会に参加し、尊重されながら生活できる社会をめざす考え方や取り組みです。1950年代に北欧諸国から始まったノーマライゼーションの考え方に基づきつつ、さらに進んで社会全体の多様性を包み込むことを強調しています。日本では内閣府が1995年に「ノーマライゼーション7か年戦略」を掲げましたが、まだ道半ばです。立田瑞穂先生は、QOL(Quality of Life)の視点から、国内外を比較しながら知的障害者のインクルージョンの実現をめざす研究者です。情熱の源と現在の研究の進展についてうかがいました。
~Academic Doorsとは!?~
10学部、1短期大学部を擁する総合大学として、幅広い分野の研究者が集う龍谷大学。
新たな視点や考え方、未知なる分野の知識など、ここで活躍する研究者との対話には、知る喜びがあふれています。
この度、龍谷大学では、研究成果の創出を通じて、世界が直面する課題を克服し、持続可能な社会の構築に寄与すること目的として”Academic Doors~対話で開く、研究の世界”を開設しています。
このサイトでは、龍谷大学に所属する研究者との対話を通じて、多様な研究の魅力をわかりやすく紹介していきます。
ぜひ、魅力あふれる研究のドアをノックして、知的好奇心をくすぐるアカデミックな世界に触れていただき、研究の魅力を堪能してください。