第34回新春技術講演会を開催【研究部・REC】
2023.01.11
2023年1月11日(水)、本学瀬田キャンパスRECホールにて、第34回龍谷大学新春技術講演会を「見えないものが未来を拓く~5G と微生物~」をテーマに開催しました。
コロナ禍を踏まえ、今年度は、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催し、両方合わせて、約340名の方にご参加いただきました。
会の冒頭に、龍谷エクステンションセンター 木村 睦 センター長による開会挨拶の後、経済産業省 近畿経済産業局 地域経済部長 大木 雅文 様よりご挨拶を賜るとともに、「関西経済の未来に向けて」と題するご講演をいただきました。


続いて、基調講演Ⅰでは、ソフトバンク株式会社 法人事業統括 法人プロダクト&事業戦略本部 デジタルオートメーション事業第1統括部 法人5G推進室 パートナー企画課 担当課長 日野 行祐 様から、「産業での課題解決を目的とした、5G等の利活用について」、基調講演Ⅱでは、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 生命工学領域 領域長補佐 鎌形 洋一 様から、「微生物を通して私達の世界を見る」と題して、ご講演をそれぞれいただきました。


その後、本学農学部 別役 重之 准教授が「微生物と植物の闘いの現場を見る」と題して、研究成果の一端を発表しました。

講演に続いて行われたポスターセッションでは、本学の理工系、農学系の分野を中心とした39件の各研究グループが、研究成果を展示発表しました。また、今回初の試みとして、会場内に設置したモニター(Surface Hub)に研究成果のポスターを投影し、研究紹介や質疑応答をおこなう様子をライブでオンライン参加者に向けて配信しました。




最後に、食と農の総合研究所 島 純 所長の閉会挨拶をもって終了しました。


「5G」「微生物」といった、目には見えないものに焦点を当て、見えないながらもいかに産業や生活を支えているのか、また、最先端の技術により、今後、どのように未来を拓いていくのか考える機会となりました。
新春技術講演会では、今後も科学技術の創造と発展、研究成果の社会還元をはかって参ります。
